暑い
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久々に兄の声を電話ごしに聞いたら父そっくりになっていてびびった。
声といえば話は変わるが。
取材でICレコーダーを使っていた時期があったのだが、聞き返す時間がもったいないのと、相手の話の会い間に不意に飛び込む自分のわざとらしい(ような気がする)声を聞くのが耐えられず、すべてその場で要点をメモするスタイルに変えてしまった。
ロングインタビューには使えないのだろうが、幸か不幸かそういう仕事は入ってこないので今のところ不便はない。
私自身が取材されるという経験もまれにあって。
一番びっくりしたインタビアューは「出会ってあいさつし、寿司を食べ、お茶を飲み、街を歩いて写真を撮る」といった2時間弱の間、メモもとらずテレコもまわさなかった猛者だ。
べらべらと他愛のない話をしながらも思わず心配になり「メモとらなくていいんですか?」と聞くと、
「大丈夫ですよ。だって印象に残った話は絶対覚えているもんですから」。
後日送られてきた掲載誌には、ちゃーんと当日の様子と私の話がいきいきと描かれたインタビューページが見開きで載っていた。
現場で集中して相手の話を聞く。
そんなシンプルなことを、私はついつい忘れてしまう。
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『かなりあやしい!? おかんとつっこむ微妙な日本語』芳文社より11月頭に発売されます。
「本当にあったまるなまここだけの話」(芳文社)に連載していた「かなりあやしい!?」が単行本になりました。
読者投稿による「日常生活で感じたヘンテコな日本語」をネタに、漫画を描かせてもらったものです。
監修には読売テレビアナウンサーの道浦俊彦氏にあたっていただいてます。
読者体験漫画は初めての経験でしたが、毎回ページや公序良俗の都合で涙をのんで落とさざるを得ないおもしろネタも多く、地に足ついたリアルな日常の強力さにはしてやられっぱなしでございました。
ネタは合計160本!収録。道浦氏と私の書き下ろしコラムも入ってます。
どうぞよろしくお願いします。
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M社編集Y氏とナガハマ先生とで代々木上原にある予約のとれない人気中華料理店「飄香(ピャオシャン)」。
仕事上の下心をかかえつつ望んだ席ではあったが、料理が運ばれてくるや否や、テーブルにたちこめる芳香に瞬く間に心を奪われる。
以下メニューはうろ覚えだが
「四川名物よだれ鶏」「四川式ビーフシチュー」「上海蟹の味噌スープ」あといろいろをアラカルトで注文。
けっこうな量の皿と紹興酒をたいらげ、〆はY氏おすすめの「正宗担々麺」。
もっちりした太めの麺にからむほどよい辛みの汁なしタイプで、これまた麺をすするたびにたまらん香りがたちのぼり、五感総動員で完食。
デザートは杏仁豆腐、紫芋、白きくらげといちじくの3点オーダーでこちらもあっという間につるり。
老四川(昔の四川が漂い香る、という意味らしい)とついているわりには辛さもほどよく、どれもこれも本当おいしい。
大切な人に食べさせてあげたい(ワリカンで)、と思える店。
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東京国際映画祭出品作品「自虐の詩」イベント取材のため六本木ヒルズアリーナ。
見目麗しき中谷美紀のドレスと体当たりパンチ演技の阿部ちゃんの映画内ちゃぶ台返しエピソードは、TVぴあ連載中「TVの細道」にて。
ところで『自虐の詩』(業田良家)といえばそれはもう死ぬほど好きな漫画のひとつ。
主人公・幸江と熊本さんとの友情は何度読んでも泣けるが、それとは別に私の好きなエピソードは、幸江がクラスの人気者グループに混じってお弁当のおかずのエビフライを分けてもらったときの回。
エビフライを食べたことのなかった幸恵は食べ方がよくわからず、エビのしっぽで口を切り、流血してしまうのだ。
泣ける。
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S社編集T氏の差し入れ。
よけいな味はまったくしない。芋とバターの味が口中に充満し、みるみるうちに舌の上でとろける。
うをー!おいしい。眠気が一気に覚めた。やっぱり脳には糖ですな〜。
店名をひかえようと思っていたのだが、ここ最近の「捨て週間」の弊害でパッケージを喪失。
【追記】T氏よりスイートポテトの店名を教えてもらいました。
おいもやさん 興伸
スイート・チレンブーなる焼き芋が激しくおいしそう。煩悩がまたひとつ増えた。
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米農家の威信にかけてごはん製品だけはコンビニで買うまいと思っていたのだが、空腹に挫折してセブンイレブンで買った「銀シャリ」塩むすび。
具が入っておらず、海苔だけが巻かれた白米のおにぎりなのだが、米の味がむっちり際立ち非常においしい。
感動して翌日「銀シャリ」ばかり3個入れてカゴをさし出したらレジ打ちのおばちゃんが「これ何にも入ってないのにおいしいわよねえ、私もつい買っちゃうのよ〜」と話しかけてきた。
他にお客さんもいなかったのでついついしばらくおにぎり談義をし、「家で米作ってるんですよー」などと個人情報まで開示した挙げ句、おでんまで買ってしまった。
なにこの下町コミュニケーション。
やっぱり私はこの街を引っ越せない気がしてきた。
まあ米はやっぱうちのが一番おいしいんだけども。
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D社のはからいにより松尾スズキ版「キャバレー」で青山劇場。
一番の見どころはミス・シュナイダーを演じた秋山菜津子。
歌も踊りも芝居もすばらしい。小松和重とのからみシーンがまた軽妙で目が離せない。彼女の喋るセリフのひとつひとつが我と我が身にしみわたる。彼女のところだけに光が当たっているようにキラキラしている。ああー、なんてすてきな役者さんなんだろう。
サリー役の松雪泰子、さすが妖艶で美しい。MCの阿部サダヲもハマり役。できれば森山未來のダンスをもっと観たかったなあ、とは思ったけれど、そこんところが松尾式演出というところか。
泣いて笑って歌って踊る。どんな生き方を選んでも、いつか勝手に幕は閉じる。
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